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ラッキー

ラッキーとは我が家の一番新しい家族、元野良のネコ。
去年の9月頃、始業式の日に、4年生の長男がつれて帰ってきたらしい。

仕事中に電話をかけてき、「どうしてもネコがかいたい」と、珍しく懇願してきた。

その2年前に、16年も生きた猫「チョロ」をなくし、家族でうちひしがれた。
二度と動物は飼わないと、皆が言いながら、翌年、犬(柴犬)を飼い始めた。
そのまたあくる年、のことなので 僕としては悩んだのだけれど、
(子供が4人、犬+ネコ、金銭的にも・・)

珍しい、「長男の願い」を大事にしたかった。僕としてはそれだけだった。

「但し、飼い主はお前だ、責任を持ちなさい」ということでかうことにした。

最初は1歳の柴犬「レオ」も携帯電話ぐらいの「ラッキー」を吼えまくって威嚇していたが、
数日もすると、仲良く寝るようになり、我が家の一番の仲良しコンビとなった。


そうしてこの冬 わずか1年3ヶ月で、お別れとなった。



















11月の初めに、息が荒いことを気にしたママが病院に連れて行くと、
肺に水がたまっているとの事。
見る見る体重が減っていき、脱水症状がひどくなっていった。
血液を調べると、癌との事。
治療をしても、必ずしも直るとは英ない状況で、
治療費は、毎日1万円近くもかかる、毎日かかる。

家計とがまん比べ、ママも急遽働き口を探し出した。


ママも働き口を見つけた頃に、
何とか状態は落ち着き、食欲も出て、体重も戻ってきた。
若いからなのか、見かけ以前と変わらないくらい。

週1回の通院でいけそうだ、
1年半ほど通い、うまくいけば 直るかもとの事。


みんなが安心し始めた頃に、
急に、状態は戻ってしまった。

最初と同じく、呼吸が荒く、食欲が無い。
病院につ入れていくと、再発の可能性が高いとの事。

調べるにも費用がかかる、
もし、再発していても、もう治療に耐えうる力が無い。
治療ができてもわずかな延命にしかならない。

ということで、
病院での治療は断念した。

薬ももう飲み込めない。


若い体は、回復も早ければ、進行も早い。


再発が確認されてから、ほんの1週間でお別れのときがやってきた。



16年生きて、老衰もあって衰弱しきった「チョロ」の最後とは違い、

「ラッキー」は、

動けない体、立ち上がれない体を、のた打ち回らせながら、

くるくると方向を変えて苦しみながら、

肺に隙間が無く息が出来ないところを何とか呼吸しようと、大きな口をあけていた。


もっといきたい、もっといきたい と叫んでいるようだった。


見ている家族は、その最後の苦しみがかわいそうで仕方が無かった。
次男は嗚咽を上げながら、三男は泣きじゃくり、

そして長男は、すこし離れたところから、じっと見つめていた。



そしてそのときがきた。


「チョロ」のときのように、体の動きが止まるとともに、何かすっと抜けていくような感じがした。
苦しさから開放された「ラッキー」が旅立っていったのだろう。


「ありがとう、ありがとう」 僕は小さなネコの亡骸にそう何度も声をかけ続けた。



長女だけは塾の授業中で、お別れに間に合わなかった。
しかし、携帯に残したコールで、全て悟っていたようだった。
涙ぐみながら一目散で帰ってきてから、しばらく「ラッキー」のそばから離れなかった。




ラッキー

 子供たちに沢山の幸せを与えてくれてありがとう。
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